ボデイコーティングを施工する最大の目的は、長期間に亘り塗装面を汚れから保護することです。しかし、ボディの塗膜の内、30〜40ミクロンの厚みしかないトップコート（色彩部分）の上に施工する1ミクロン程のコーティング層に、何のケアも全く無しで数年間も施工時の性能を維持することは、不可能に近いのです。

さて、コーティングをする目的は、他にも塗装本来の色を美しく輝かせることです。コーティングの種類も各社様々な種類のものがありますが、当店のコーティング剤は全ての種類で、“鮮映性能”、“色再現性能（発色性）”に徹底的にこだわっております。長期間に亘りコーティング層が本来の防汚性能と鮮映性を維持するためには、適切なケア（当店では6ヵ月毎のメンテナンスを推奨）と、何よりも大切なのは“正しい洗車方法”による普段のお手入れなのです。これらの相乗効果により、当店のコーティングは日を増すごとに施工時以上に輝きが増すという現象が生じてきます。

下記の画像は、平成22年式のVWゴルフです。当店では珍しい真紅のボディカラーです。お客様は平成27年7月にこのお車を中古でご購入されました。傷や凹み等も殆ど無く上質な状態の個体ということで、販売店で納車時に11万円のガラスコーティングを施工されました。塗料メーカーでも知られる海外有名メーカーの開発したコーティングです。ただ、販売店の今後のケア態勢が心配になり当店にご相談を賜り、当店の最高級コーティング“極”を今年9月に施工させて頂きました。

実際にお車を拝見すると、驚くほど綺麗なお車ですが、作業を進めていくうちに、前コーティング施工からわずか2ヶ月にも満たないのにボンネット、ルーフに洗車により傷ついたと思われる線傷が各所に見られます。また、太陽光の下に照らされたボディには同心円状に光の乱反射、そして真紅の塗装が色褪せたようにピンクがかって見えます。ご自宅スペースの露天駐車ということもあり、イオンデポジット（雨ジミ）も付着しています。下の画像は、当店のコーティング施工後の画像です。

 （当店施工後お客様からのメール）

大変お世話になります。昨日は遅くまで施工いただき、ありがとうございました。
本日改めて明るい場所で仕上がりを見ましたが、「こんなにもキレイになるものか」と言葉が出ませんでした。過去にコーティングを行なってから時間があまり経っていませんでしたので、既にそれなりに綺麗な状態だとは思っていましたが、輝き方、色の深みが全然違います。また、ドアの内側も磨かれており、恐縮してしまいました。貴店にご依頼して本当に良かったです。今後は、ご指導いただいた洗車方法でケアをしながら、この状態を保っていきたいです。これからもメンテナンスや洗車をお願いさせていただくと思いますが、引き続き宜しくお願い致します。