あなたの愛車のインテリア 大丈夫ですか?

《車内洗浄について》
梅雨の時期、ジメジメして嫌ですね。左の写真の状態までとは言わなくても、車内はお部屋以上に過酷な環境にさらされています。車外から入る砂やホコリ、車内での食べこぼししなど、もちろん身体から出る汗やフケなど。なかなか掃除機を頻繁にかけること無いので、見た目以上に車内は汚れています。
特に梅雨の時期から夏にかけては湿気が多いので、ダニやカビには格好の住処です。1年に1回はインテリアも綺麗にしてみてはいかがでしょうか?



施工前

施工後
◆車内にも生息するチリダニ(ヒョウヒダニ)◆

チリダニは家の中に生息するダニの中で約70%以上を占めているダニです。中でもヒョウヒダニが9割を占めておりコナヒョウヒダニとヤケヒョウヒダニが主な種類です。このダニは当然、車の中にもいるのです。
ダニは熱に弱いといわれており、特に真夏の車内の高温下で死滅するとお考えの方が多いのですが、その様な環境下でも、ダニはシートの奥深くまで入り込み生きているのです。ダニが好む高温多湿の条件下であれば、ヒョウヒダニが卵から成虫に成長するまでは約1ヶ月といわれています。雌は一日に1〜3個ほどの卵を産み、生涯で200〜300の卵を生むといわれ、成虫になってから約2ヶ月で寿命を終えます。
チリダニは人家を含め、オフィス、ホテル、病院、などあらゆる場所から発見されています。家屋の中ではカーペット、畳などの床面やソファー、クッション、布団、枕、ベットマットなどの場所に多く生息し、フケやアカ、塵、埃などが多く、且つ潜んでいられるところを好み繁殖していきます。車内も同様です。
ダニが発生している布団やカーペットを買い換えても、ダニが好む環境とエサとなる塵や埃などがあればすぐに繁殖します。
チリダニ(ヒョウヒダニ)が問題となるのはダニの体だけでなく卵、脱皮後の抜け殻、糞などすべてがアレルギーの原因となることです。特にチリダニ(ヒョウヒダニ)はそのものの体より糞の方がアレルギーを引き起こす力が強いのです。
ぜんそくやアレルギー性鼻炎はこのチリダニ(ヒョウヒダニ)が原因であると考えられており、またこれらのダニが人の眼球に付着するとアトピー性皮膚炎になったり結膜炎を引き起こすといわれています。